君に聞いて欲しくて
作り上げたこの旋律
言葉を乗せるたびに
色を変えてしまうけど
変わること変わらないこと
どっちが偉いかなんて
誰にもわからないから
僕はこのままがいい
遠ざかってゆくいくつもの景色を
小さな瞳の奥に焼き付けてゆく
流れ出したメロディ繋いだ僕らのその手を
包み込む八月の風響きあって
まだ見えない世界を待ち焦がれるでも憂うでもなく
君と眺めいたい
自分に言い訳して心をごまかしては
いらないものばかりをいつも抱えてきたけど
誰かが作り上げたどんな物語より
目の前にある今がとても綺麗に見えた
見失っていた足元にあったもの
小さなその息吹から
聞こえてきた確かな愛な歌
流れ出したメロディ
柔らかな鼓動になって
君の声を届けてよ
いつか未来の僕らに
流れ出したメロディ
繋いだ僕らのこの手を
包み込む八月の風響きあって
もう見えない世界を
懐かしがるでも悔やむでもなく
君と眺めていたい
君と過ごしてゆく
君に聞いて欲しくて
作り上げたこの旋律
いつまでもこの場所で
君と奏でられたら
