いつだって泣かせては君を困らせてた
そんな君も大きくなり遠くへ行くって話
聞いてない! 唐突の雨だ
傘もなく立ち尽くす
いつでもふたりで居るって言ってくれたよね たしか
覚えてたのはあたしひとりだったのかな
君と見た星忘れて 君と見た夢忘れて
別々の道を進むなんてイヤだ
もしかして誕生日のプレゼントのことかな
似合わない そう言って笑うから失くした
見つけ出す! あれはどこだ?
雨は勢いを増す
どうして君だったんだろ イジワルしてばっかだった
思い出せるのは情けない顔ばっかり
君と見た映画忘れて 君の匂いも忘れて
別の誰かと生きるなんてイヤだ
初めて会った日を思い出す
公園の木に隠れてた君
それをつついて追い出してみた
大雨が降ってたのに
時は過ぎ 今はあたしが
雨の中 泣いている
あんなに好きだったのに本当に好きだったのに
君以外の人はどうでもよかったのに
どうしてその君だけがいなくなっちゃうんだろう
頭がおかしくなりそうだ もう
雨は強く打ちつける 体の芯まで冷える
公園の木にぶつかり 君のように泣いた
君がいたこと忘れて 君とした恋も忘れて
君の代わりに泣くのはもうイヤだ…