流されるままにくすんだ煙と笑って逸れた雲の様に
誰かから聞いた「諦める努力」そんな矛盾と生きてきた
だから嘘を夢と呼ぶんだよ
なのに今さら胸が痛い
過ぎ去った空に透明な花が咲いていた確かいつかの夢
赤く染まるなら君に歌おうちぐはぐに手を繋ぎ笑おう
始まりの合図見送りは皆無立ち上がってちょっと息を吸う
灯りはおぼろげ夜道は不公平消えた影には地平線
時は何かを捨てていくんだろう
僕はいつも覚えている
生きて行くことと死んで行くことが僕を繋ぐ確かな光で
見えないところで癒えない痛みが叫ぶように汽笛を鳴らした
いつからか僕と変わり続けていた臆病で頼りない声は
歌を歌って朝を告げるよもし君と語れやしなくとも
過ぎ去った空に透明な花が咲いていた確かいつかの夢
赤く染まるなら君に歌おうちぐはぐに手を繋ぎ笑おう