あなたのその声が私を刺せば
まるで鉄の雨がこの胸に降るよう
「助けて」の四文字すら出ないのさ
誰かの「頑張れ」が私を刺せば
歪んだ笑い顔 すぐに組み立てるよ
本当の声は出るわけもない
嘘や吐き気ばかり浮かぶ
幸福までの答えは ほらね誰も知らない
聖者でも屑でもない みぞれみたいな私
ねえ誰か教えてよ ねえ誰か聞かせておくれ ねえ
誰かの喜びが私を刺せば
誰かの悲しみをまた探してしまう
本当の正義は知っているけど
卑怯な事ばかり浮かぶ
誰もが愛する人に 特になりたくはない
でも愛が欲しいと嘆く みぞれみたいな私
ねえ誰か教えてよ ねえ誰か愛しておくれ ねえ
愛される方法など さあね 知りたくもない
とはいえ孤独でもない まるで みぞれみたいで
幸せになりたいのに ほらね声に出せない
幸も不幸もごちゃ混ぜ みぞれみたいな私
ねえ誰か教えてよ ねえ誰か聞かせておくれ ねえ
ねえ どうか助けておくれ ねえ