どんな夢の中にいた
幸せなもんだといいんだけど
少しだけ心配
まだどこかに居ないか
いつか消える日は
勇気を持って踏み出すんだ
小鳥が鳴いてる
朝はそんなふう
まだ眠気は残っている
とっとと着替えて
タイもつけなくちゃ
胸を張って歩けるよう
人気のない昇降口
上履きに替える
バッシュがぎゅっぎゅっと
音を立てている
放課後はそんな感じで
ずっと騒がしく
とりとめもなくて
慣れた毎日だったけど
吹いた風はそこにある
あなたがそこに居る
今はそこに居る
このままそばに居たい
つゆの雨さえも通り抜け
澄み渡る空気を一緒に吸い込んで
そうなればいいなの 思っていたんだ 夢のように
あなただから自分の生を
あたしに繋いでくれた
同じ時は生きれない
動揺できない
今更できない
後悔できない
今更できない
どんな夢を描いたら
卒業できるかわかっている
心からありがとう
不器用なあたしでも
本当に終わる日は
泣かないままでいられるかな
