踏まれた花の 名前も知らずに
地に落ちた鳥は 風を待ち詫びる
祈ったところで 何も変わらない
今を変えるのは
戦う覚悟だ
屍踏み越えて
進む
意思を
嗤う
豚よ
家畜の安寧
虚偽の繁栄
死せる餓狼の自由を!
囚われた屈辱は 反撃の嚆矢だ
城壁のその彼方
獲物を屠る
イェーガ ー
迸る衝動に その身を灼きながら
黄昏に緋を穿つ 紅蓮の弓矢