そのまま溶けてなくな
るような混ざりながら
揺れたままで
意味のないこの世界の中
願うことはただ一つだけ
冗談みたいなふりをして
グラスの中
飲み干したら
ふりだしに戻る時間だけ
願った
記憶の中
未来の中
触れられないままで
君が僕についた嘘が
絡みついたまま
動けずにいる
きっと何も
覚えてないんだろう
存在も精神も
信じたものも
夢のようにさめたら
消えていく
一人になるのが
怖いだけなのに
遠くで響く街の音は
忘れていた記憶の中
目覚めたまま
見る夢はまた
ゆらいで
静かにただ
時がながれ
何も変わらぬまま
君が僕についた嘘の
傷が錆び付いて胸を刻む
ずっと忘れること
すらないんだろう
きっと戻るのは
簡単なんだって
軽い気持ちで
過ごした毎日
届くはずのな
い言葉を抱いたまま
君が僕についた嘘が
絡み付いたまま
動けずにいる
きっと何も
覚えてないんだろう
存在も精神も
信じたキのキ
夢のように
覚めたら消えていく
一人こなるのが
怖いだけなのに