嗚呼
川沿いの煙たつ
息苦しいこの街で私生まれて
嗚呼 嗚呼
機械的な日常に
心まで受け流す様は
まるで ベルトコンベア
空っぽに見えたの 薄い空が
私なんで産まれたんだっけ?
檻みたいな教室で 教師は
掛け替えのない命と言った
大人になって 社会は無情で
教科書出して 殴り書いた
先生 どうして私たち 替えがあるの?
嗚呼
連れてって 遠くまで
息苦しいこの街を 抜け出したいの
涙 こらえ仰ぐ 遥か先
自由の風切るツバメが 私を見てた
せま過ぎて見えない 自分のこと
私そんな不幸なんだっけ?
ぶつかる壁を超えてから言えよと
傷のある嘴が語った
眠れることの 食べれることの
意味すらわかんなくなってた
弱い私を叱って
正しいこと 間違ったこと
都合で変わる 人間を笑ってよ
ツバメよ 空から見る私も
この街の部品ですか?
私のこと
忘れないで 抑えないで
代わりじゃない 私は此処
刻み付けて 強く強く生きていくこと
私はもう 恐れないから