どうか見覚えのないこの瞬間を 例えば12センチで君を描いたら
遠くオレンジの集合体さえも触れられるように
空中線 たったあの日をimageする
例えば僕の片隅に誰にも届かない景色 暗い空の上を歩いて
違和感ある時間に君は眠りにつく 歪な窓越しに覗いて
例えば鉄の向こう側に体を投げ出して 僕を溶かして 息を止めた
例えばこの冷たい感触も 孤独な鉄の感覚も見えないでしょう
もう少しだけ君の目に映し出されるように
例えは僕はセンチおきに君を刺すけど
目を瞑った瞬間に 全てが
例えば12センチの瞬間に君を何回描いたら
遠いオレンジの集合体さえも 触れられるように
例えば不思議な世界に体を投げ出して 息を失くしたら 一人になる
誰もが後ろを振り向いて少しだけ僕を思い出した
見つけられないフレーズ
例えば僕は12センチおきに君を刺すけど 耳を塞いだ瞬間に 全てが
曖昧な顔をして 12センチおきに君を刺すけど
わかりづらいフレーズで 全てが
息を失くした瞬間に 時間の許した瞬間に
破壊されていく
曖昧な顔をして 12センチおきに君を刺すけど
共振するフレーズに 全てが
君の知らない世界がどこかに 見覚えを忘れて浮かんだあの日に