TEKST PIOSENKI アルカロイドW WYKONANIU 坂本真綾
ベランダから朝日を見下ろしていた
脱力した腕を風にさらしていた
彼の髪の色を思い出していたら
うわのそらから舞い降りたカラスが私を叱るのよ
コントロールしなさい
あなたらしくもない
恋はつかの間 気まぐれなウィンク
熱くなりすぎちゃ後悔するだけ
そうねそうだわ
その通りだけれど
忠告はもう遅かった
最後の言葉を聞き終わる前に
もう靴をはいちゃったもの
彼に会いに行くの
うねうねと続く黄色いレンガの道
彼の家まで私を導いてくれ
道草食ってあの煙草買って行ってあげよう
真っ黒な肺から吐き出した声で愛してると言って
街中の信号が全部青になって
誰かが決めたルールなんて何の意味もなくなってしまったの
彼の手の中消える煙草みたい
目には見えないトリックだらけ
信じられるものなんてないけれど
わかってることはただひとつだけある
この右足と左足 どちらも彼をまっすぐ目指してる
ブレーキは最初からついてないし
彼に会いに行くの
彼を求めてるの
彼を愛してるの
真っ黒な肺から愛を吐き出してよ
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NAJNOWSZE ALBUMY 坂本真綾 (23)
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