暮れる灯りの下で僕はため息を吐いた
一飲み分の甘い水滴と
明るい月は なにやら言いがかりをつけていて
君は煩わしそうに、そっと目を閉じた。
暮れる灯りの下で僕はため息を吐いた
一飲み分の甘い水滴と
明るい月は なにやら言いがかりをつけていて
君は煩わしそうに、そっと目を閉じた。
きっとまだ遅くないよな
くらやみの中には僕の姿さえ見えないが
もう少し このままで居させてくれやしないか
口を開いてよ
拾え 捨てた瓶の中身なんて
だれも見ちゃいない
世界はお前の事なんて
大して気にかけてなどいない
ぬぐえ 今のうちに
帰るころには忘れてるぜ
きっと まだきっと
見つけ出せていないだけ
あのころの僕は足が遅いから
逃げる事にさえ逃げていた
足跡さえも残らない
なんて 退屈な奴だ
「死ねよ」
拾え 捨てた瓶の中身なんて
だれも見ちゃいない
世界はお前の事なんて
大して気にかけてなどいない
ぬぐえ 今のうちに
帰るころには忘れてるぜ
きっと まだきっと
見つけ出せていないだけ