TEKST PIOSENKI 化石の楽園W WYKONANIU 志方あきこ
白亜の森は静かに
名も無き砂礫となり
僕をそっと包み込むよ
悩める胸を凍らせ
銀砂の雨をはらって
辿りついた箱庭の中で
何よりも白く儚く
何よりも深く優しく
埋もれた琥珀の夢を
幾つも拾い上げては
追憶にたゆたえども
言の葉 不意によぎって
鎖(トザ)した痛みが疼く
彼方に黒い影がゆらめく
何よりも厭わしい
探さないで もう二度と
ここは僕だけの居場所
優しさは無垢な刃
正しい救いなどいらない
流れ落ちる忘却の砂
時を捨てた奈落の苑
化石の珊瑚の群れが
ささめく小道の奥に
黒い足跡が続いてる
踏み潰された貝殻も
砕かれた水晶の花も
無慈悲な予感に沈み果てた
どこまでも残酷に
奪わないで もう二度と
守りたいこの楽園を
憐れみは無知な刃
与えられた明日などいらない
壊さないで 永久に
僕の化石の楽園を
愛しさは無垢な刃
心を縛る 君はいらない
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NAJNOWSZE ALBUMY 志方あきこ (20)
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