TEKST PIOSENKI ふるさとW WYKONANIU 松山千春
喫茶店で ほおづえついて
誰か待つよな ふりをして
タバコの煙 目にしみただけ
こぼれる涙 ぬぐおうともせず
いなか者とは 悟られぬ様
3杯目のコーヒー 頼んだ
いくら何でも 3杯飲めば
それもしっかり 飲みほせば
店の雰囲気 冷たい視線
気まずい思い かみしめて
いやだいやだと つぶやきながら
人の波に のまれる
夢なら今も この胸の中
深くとじこめたまま
深くとじこめたまま
緑の電車 とびのる様に
街は灯を ともしだす
電車の窓に息をふきかけ
指で なぞった 故郷(ふるさと)と
おされて気付き あわてて消した
小さく 書いた 故郷
電車を降りて いつもの道を
ひとりトボトボ 歩きだす
幸せそうな 灯がもれる
一家団らん 笑い声
淋しくはない 空を見上げた
星は にじんで 輝く
夢なら今も この胸の中
深くとじこめたまま
深くとじこめたまま
急いで捜す 公衆電話
百円玉の 黄色いやつ
声がきこえる 父さん母さん
強く受話器を 握りしめ
帰りたいさ 今すぐにでも
それがいえずに それじゃ又
夢なら今も この胸の中
深くとじこめたまま
深くとじこめたまま
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