TEKST PIOSENKI あなたの声だけがこの胸震わすW WYKONANIU 稲葉浩志
道端で揺れている
黄色い花びらたち
車が通り過ぎるたびに
吹くのは燃える風
石段をのぼりきり
蠢く街見渡す
銀色に光る雲に
いつか手は届くだろうか
あなたの声だけが
この胸震わす
いつでもどこにいても
僕を離さない
忘れてしまった約束は何処に
青い波 旅をして
白い泡になって消える
美しいその生涯にただ
ただ見とれていたんだ
旅立ちは やってくる
誰にもいつの日にか
その時こそ日ざしのまぶし
さが少し変わるだろう
あなたの吐息だけが
優しい声になり
この目を閉じてみれば
星になれそうで
涙のこぼれる夢はもう見ないよ
もう一度会えるかな
もう会えないかな
あなたの声だけが
この胸震わす
いつでもどこにいても
あざやかに響く
透き通るあなたの声だけが
闇をつきぬけて
こわれそうな心を
鎮めてくれるよ
戻ることのない
道をまた歩こう
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